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イヌバラって!何て不当な呼ばれ方 ロサ・カニーナ

原種バラのひとつ、「ロサ・カニーナ」です。日本では接ぎ木用台木にはノイバラが使われますが、ヨーロッパではこのバラが台木に利用されることが多いそうです。別名「イヌバラ(英名:DOG ROSE)」とも呼ばれていて、これは、栽培用のバラに比べて価値が低いという意味という説と、狂犬病の治療に効くからだという説があるそうです。日本では頻繁に目にすることはないと思いますが、ヨーロッパではありふれたバラなのでしょうか。価値がないという意味でイヌバラと呼ばれているだったら、何とも不当な扱われ方です。一重に咲いたピンクがかった花は可愛らしく、弱々しい見た目の割には花もちの面ではは、すごく弱いわけではありません。更にいいのは秋にローズ・ヒップが出来ることです。四季咲きに匹敵する魅力だと思います。宝塚のニュー・ローズさんで購入した時に聞いた話では、トゲがある個体と、ない(少ない)個体があるそうで、うちの個体はトゲは少なめ。全くないワケではないです。
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2014年2月にウチの庭に導入されたので、今年が4年めの春。小さかった苗がやっと一人前に育ってきてやっと沢山咲くようになってきました。これまで4年間は殆どローズ・ヒップも見たことがなかったんですが、今年は期待できます。もちろん、花がらつみはしていません。
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(写真の撮影は2017年5月14日、15日)

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